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■(ネタバレ有)『相棒Eleven』第08話を観ました。

 うーん、コタツの電源を入れても寒い……
 
 それでも随分と暖をとれるようになっているのですが、今度はコタツから離れられない(苦笑)
 本当、トイレに行くにも中々コタツから抜け出せません。
 コタツ布団が無くても充分、コタツは魔物ですね(笑)
 しかもコタツをPCデスクやTV台にしているから、リモコンが無くてもコタツに籠もれるという危険仕様。
 これでミカンでもあったら最強です。

 まあ、それはさて置き。今回の『相棒』は将棋での『人間VS人工知能』というネタ。
 個人的に機械がどう扱われるかで、話の評価が大きく変わる題材です。
 内容についてなどは、続きからご覧下さい。



 とりあえず、何と言いますか……今回は『大人げない人間達の利己の押し付け合い』という感じを受けました。
 話の流れ的には特に嫌いな訳ではなかったのですが、登場人物の利己心がやけに鼻についたと言いますか。
 特に一番気に入らなかったのが安西教授。憎まれ役&殺され役なのだからそういう風に描かれても当然なのかも知れませんが、自己の利益を相手の利益にもなると詭弁を並べて、それで恥じる気配もないというのが、どうにも。
 一番気に障ったのは、「どうあがいても名人はMETisⅢには勝てませんよ」から「名人が投了するまで、取引は有効です」のくだり。勝負をする一方の当事者の『保証』など空手形も同然ですし、『取引の終了時間の延長』も、結局は取引が成立する機会を最後の最後まで見出していたかったのは、教授の方だったのですから。
 自信満々の様に見せていましたが、実際には彼の方が圧倒的に不利な立場だったんですよね。曾根崎会長がそれに気付けていれば、また別の流れになったかも知れません。尤もその時は殺されるのも、別の人物であったのかも知れませんが……
 そういう、研究者というより詐欺師的な立ち回りが、どうにも気に障って仕方なかった人物でした。私財を投げ打ってまで研究を続けるという、人工知能の研究者としては、有能な人だったんでしょうけどね……

 もう一人、微妙な扱いだったなと思ったのは、時田名人。最後の最後に『実はあの時の彼の行動は、ああいう事だったんだよ』という後出しで良い話を持ってこなくてもなあ、と思いました。更にそれを、犯人でもあった篠田女史にラスト近くで教えてしまうというのは、ちょっと狙いすぎでは……
 無論私の好みの問題ですが、ああいう裏事情は無理に良い話の方向へ持って行くより、ほろ苦い話での清涼剤として使う方が効果的ではないかな、と思うので。
 時田名人に比べたら、篠田女史や曾根崎会長の方が単純で分かり易いキャラで、無論好感は持てませんが共感できる部分はあるかな、という気にはなりましたね。

 後、個人的に納得できなかったのが、人工知能に対する扱い。
 将棋で勝ったら、人工知能が人間を超える? 寝言も大概なさいなさいよ、と言いたいですね……
 私は機械への思い入れが大きいので、不当に機械が人間と比して貶められていたら腹が立つ性質なのですが、一方で、不当に機械が人間と比して称揚されていても腹が立ちます。そんな機械が人間に害をなす存在になったりして恐れられるようになる類の話は、本当勘弁して欲しいです、むかつくからという意味で。
 機械は、人間が生み出した存在だとかいう事情は関係なく、人間とは別の存在です。ある程度の畏れを感じる事はむしろ当然でしょう。
 ですがそれを完全に理解できないまでも、ある程度『感じ取る』『鑑みる』事は可能なはずです。人間には、そういう能力があります。事実、人間同士でいつもやっている事です。
 『○○だから機械は人間より劣っているor勝っている』みたいな、一回ジャンケンして勝った方が偉いみたいな優劣の決定ではなく、コミュニケートをする相手として付き合う、それがまだしも機械と対する方法としては、正解に近いと私は思います。


 以下、小ネタなど。

●人間の棋士を応援する角田課長と米沢さん、人工知能寄りの右京さん。
 私的には、どちらの肩を持つか以前の問題として、人間と人工知能を同列に扱う事がナンセンスだと思います。
 そもそもそれらは別種の存在なのだから、それぞれに合わせた立場と役割を振り分けるべきであって、同じ事柄で競争させた挙げ句、ただそれだけの結果を持って、どちらかがどちらかより優れているなどと評するのは、強弁に過ぎる事甚だしいと思うのですが……

●カイトくんが気付く程度のソファーの花粉を見逃していた風の鑑識さん。
 うーん、『科捜研の女』の見過ぎかも知れませんが、カイトくんでも見つけられたソファーの黄色い粉、これは後々に花粉だと分かるのですが、これに気付かなかった鑑識さんって……
 season10に出てきた検死官も凡ミスしてましたし、『相棒』の鑑識さんは米沢さん以外、今イチ感がありますね……

●手のひらを鮮やかにひっくり返す内村刑事部長。
 前回といい今回といい、刑事部長は飛ばしてますね~。憎まれ役を通り越して、ほとんどコミカルにすら思えます。
 そう言えば刑事部長も参事官も、憎まれ役かそれに類する立ち位置しか、基本的に用意されていないんですよね。
 トリオ・ザ・捜一みたいに、たまにで良いから特命係寄りの立ち位置に立ってくれても面白い気がするのですが……

●「わたくしは……コンピューター将棋と将棋界は、共存共栄できると信じていた」(by.曾根崎会長)
 私もその言には大いに賛成です。
 先述しましたが、人間とコンピューターとは別種の存在であり、同列に並べても意味のない物だと思っています。
 似て非なる存在。故にこそ競合するのではなく、共に共栄すべき存在であるべきだと。

●良い話風に纏められていたものの、実は余計な事をしていた時田名人。
 うーん、股かけするような男から篠田女史を別れさせたかったという意志は買いますが、動揺させたくないからリーグ戦が終わった後に別れさせるよう仕組むそのやり方は、正直ずさんだった気がします。
 どういう風に話を持っていってもショックを受けるのは間違いないのだから、いっそ自分で股かけの話を持っていった方が、タイミングも計りやすかったのではないかな、と思いました。
 無論、結果論ではあるんですけどね……
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プロフィール

雅人(みやひと)

Author:雅人(みやひと)
読書と小説やSS類の執筆、ホビーキットの製作撮影と刑事ドラマの鑑賞が趣味のオッサンです。
本館『雑記処 雅庵』では、自筆の一次/二次創作小説を掲載しています。

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