■『ハイパーファンクション AX-00』作ってみました。(素組み+墨入れ+部分塗装仕上げ)
発売から一週間と少し、既に組み上げてレビューを上げていらっしゃる方も多い『ハイパーファンクション』ブランドの第一弾、正確にはプレゼン的キットである『アキレス&AX-00』ですが、私も昨日組み上げる事ができました。
今更とも言われそうですが、一応ながら部分塗装を施していたので、その分時間がかかったという事でお許し頂けますと幸いです(笑)
何処を塗装したのかと疑われそうな感もありますが、主に目や武装に注目して頂けたら、キットの素組みと異なる部分を発見して頂けると思います。意外と塗っていない様で塗っているんですよ(笑)
それでは、まずはボーナスキットである『AX-00カバーパット』の方からご覧下さい。
この姿は一般的に『AX-00』と称される事が多いのですが、劇中の設定的には、正確に言うと『AX-00カバーパット』と称するのが正解です。『AX-00』というのはコアスケルトンの名称で、ブルーの装甲はそれを覆うカバーパット、という事ですね。
ちなみに『ハイパーファンクション アキレス&AX-00 コアスケルトン』の記事でも書きましたが、カバーパットとはコアスケルトンを保護する為の仮装甲で、アーマーフレームと違って戦闘力は皆無に近く、耐久性も貧弱です。
本来なら、AX-00にはちゃんとアーマーフレーム・アキレスが用意されていたのですが、幾つかの手違いが連鎖してしまい、主人公・山野バンは暫くの間カバーパットのままのAX-00で戦う事になってしまいました。
限定キットとは言えカバーパット姿のLBXが立体化されたのは、原作のそういう事情が背景に存在したからです。
尤も、レアリティがその価値を高めたという一面は否定できないものの、実は結構人気あるんですよね、AX-00。
正式なLBXとは異なる独特のフォルムが人気の秘訣、といった所でしょうか。
それでは、続きではもう少しばかり、キットのフォルムをご覧頂こうかと思います。
読んでやろうという方はどうぞ、続きをクリックしてご覧下さい。
まずは正面。ちなみに写真では分かり難いですが、目と胸のエンブレムには塗装を施しています。
両方とも元々黄色のパーツで色分けされていたのですが、色分けのインパクトを高める為に色を置きました。ちなみに『ガイアカラー』の『スターブライトゴールド』で塗っています。
しかし、予想より光を拾いませんでした。実物はもう少し綺麗に光っているのですが……
まあそれはさて置き。素体保護用の仮装甲という事で、全体に丸みを帯びたフォルムをしています。この独特の形状が、人気を呼ぶ秘密なのだそうです。確かにどことなく可愛らしい感じがしますね。
また、フロントスカートにナンバリングがプリントされているのも、LBXには珍しいデザインです。パーソナルナンバーをプリントしているLBXはそこそこあるのですが、型番をプリントしているLBXは殆どありません。
もひとつちなみに、『AX-00』のナンバリングも含めて、今回は指定されているマーキングシール(テトロンシール)は全て貼りました。これらは確か、劇中にも存在していたマーキングだったと思うので。
背面です。
毎度の事ながら、背面から見る素立ちの姿勢の悪さには、目を瞑って頂きます様お願いします(苦笑)
何だか上手く行かないんですよね、後ろ姿を格好良く立たせるの……
まあそれは置いておいて。前面もそうでしたが、背面も成形色による色分けはほぼ完璧です。元より色数が少ないとは言え、この完璧具合は凄いですよ。墨入れもほとんど必要ないレベルでした。
ただ色分け的には問題ないのですが、各種ハンドパーツや、足部の爪先と踵の接続部分はアキレスと共用です。
ですので両方を作って同時に飾りたいという方は、コアスケルトンとアーマーフレーム以外にも組み立てる必要のあるパーツがあるという事を、念頭に置いて組んで下さい。
AX-00に同梱されていた武器、『鋼鉄棍』。
今回、こいつと『アキレスランス』、多々買いによって早々に制作可能になった『水月棍』は、かなり気合いを入れて塗装表現で制作しました。
鋼鉄棍は、ご覧の通り劇中の印象とは違った風に仕上げてみました。劇中で描かれていたより更に金属感を前面に出して、いかにも『鋼鉄!』という印象を与える様にしてみたのですが……如何でしょうか?
色分け的には、
●両端の銀色:『ガイアカラー』の『スターブライトシルバー』
●本体の鉄色:『ガイアカラー』の『スターブライトアイアン』
●中央の凹んだ部分:『ガイアカラー』の『ガンメタル』
●ワンポイントのライン:『Mr.カラー』の『キャラクターイエロー』
です。
以下、適当にポージングなど。
今回、右手には突き用の角度が付いたハンドパーツが付属します。
他にも平手が両手分付属するのですが、残念ながらアキレスと共用なので、どのハンドパーツでも手の甲は随時差し替える必要があります。
キットのバランスやポージングの保持力が高いので、上手くバランスを調整してやれば、片足立ちも余裕です。
旧キットの時も散々っぱら思ったのですが、劇中でよくある『手首をぐるぐる回転させる』あのポージング、再現できたらなと思うのは私だけでしょうか?(笑)
何気に飛び跳ねる事の多かったAX-00。このポージングは跳躍……に見えますかね?
最後は相手に向かってダッシュ! ……に見えると良いのですが。
以上、『ハイパーファンクション AX-00』でした。
LBXキットの新ブランドにしてハイブランドという事で、無駄に期待していた本キットでしたが、正直なところ予想以上の出来でした。
ここまでやったなら、いっそ旧キットとの連携とか考えなくても良かったのでは? と思ったくらいです。LBXキットの肩や股関節の機構の都合上、可動を広めるにも限界がありますからね……いっそ最近のガンプラの機構を取り入れても良かった気がしました。カスタムウェポンも共用できるというのは嬉しいのですが……
AX-00自体の出来も素晴らしかったです。造形も配色も。他の方のレビューで『色が足りない箇所がある』とお聞きしても、指されるまでどこだか分からなかったくらいですから。
店舗にもネットでも一応在庫はあるみたいですから、LBXキットがお好きな方や興味のある方は是非、手にとって貰いたい逸品です。
是非に是非に!
今更とも言われそうですが、一応ながら部分塗装を施していたので、その分時間がかかったという事でお許し頂けますと幸いです(笑)
何処を塗装したのかと疑われそうな感もありますが、主に目や武装に注目して頂けたら、キットの素組みと異なる部分を発見して頂けると思います。意外と塗っていない様で塗っているんですよ(笑)
それでは、まずはボーナスキットである『AX-00カバーパット』の方からご覧下さい。
この姿は一般的に『AX-00』と称される事が多いのですが、劇中の設定的には、正確に言うと『AX-00カバーパット』と称するのが正解です。『AX-00』というのはコアスケルトンの名称で、ブルーの装甲はそれを覆うカバーパット、という事ですね。
ちなみに『ハイパーファンクション アキレス&AX-00 コアスケルトン』の記事でも書きましたが、カバーパットとはコアスケルトンを保護する為の仮装甲で、アーマーフレームと違って戦闘力は皆無に近く、耐久性も貧弱です。
本来なら、AX-00にはちゃんとアーマーフレーム・アキレスが用意されていたのですが、幾つかの手違いが連鎖してしまい、主人公・山野バンは暫くの間カバーパットのままのAX-00で戦う事になってしまいました。
限定キットとは言えカバーパット姿のLBXが立体化されたのは、原作のそういう事情が背景に存在したからです。
尤も、レアリティがその価値を高めたという一面は否定できないものの、実は結構人気あるんですよね、AX-00。
正式なLBXとは異なる独特のフォルムが人気の秘訣、といった所でしょうか。
それでは、続きではもう少しばかり、キットのフォルムをご覧頂こうかと思います。
読んでやろうという方はどうぞ、続きをクリックしてご覧下さい。
まずは正面。ちなみに写真では分かり難いですが、目と胸のエンブレムには塗装を施しています。
両方とも元々黄色のパーツで色分けされていたのですが、色分けのインパクトを高める為に色を置きました。ちなみに『ガイアカラー』の『スターブライトゴールド』で塗っています。
しかし、予想より光を拾いませんでした。実物はもう少し綺麗に光っているのですが……
まあそれはさて置き。素体保護用の仮装甲という事で、全体に丸みを帯びたフォルムをしています。この独特の形状が、人気を呼ぶ秘密なのだそうです。確かにどことなく可愛らしい感じがしますね。
また、フロントスカートにナンバリングがプリントされているのも、LBXには珍しいデザインです。パーソナルナンバーをプリントしているLBXはそこそこあるのですが、型番をプリントしているLBXは殆どありません。
もひとつちなみに、『AX-00』のナンバリングも含めて、今回は指定されているマーキングシール(テトロンシール)は全て貼りました。これらは確か、劇中にも存在していたマーキングだったと思うので。
背面です。
毎度の事ながら、背面から見る素立ちの姿勢の悪さには、目を瞑って頂きます様お願いします(苦笑)
何だか上手く行かないんですよね、後ろ姿を格好良く立たせるの……
まあそれは置いておいて。前面もそうでしたが、背面も成形色による色分けはほぼ完璧です。元より色数が少ないとは言え、この完璧具合は凄いですよ。墨入れもほとんど必要ないレベルでした。
ただ色分け的には問題ないのですが、各種ハンドパーツや、足部の爪先と踵の接続部分はアキレスと共用です。
ですので両方を作って同時に飾りたいという方は、コアスケルトンとアーマーフレーム以外にも組み立てる必要のあるパーツがあるという事を、念頭に置いて組んで下さい。
AX-00に同梱されていた武器、『鋼鉄棍』。
今回、こいつと『アキレスランス』、多々買いによって早々に制作可能になった『水月棍』は、かなり気合いを入れて塗装表現で制作しました。
鋼鉄棍は、ご覧の通り劇中の印象とは違った風に仕上げてみました。劇中で描かれていたより更に金属感を前面に出して、いかにも『鋼鉄!』という印象を与える様にしてみたのですが……如何でしょうか?
色分け的には、
●両端の銀色:『ガイアカラー』の『スターブライトシルバー』
●本体の鉄色:『ガイアカラー』の『スターブライトアイアン』
●中央の凹んだ部分:『ガイアカラー』の『ガンメタル』
●ワンポイントのライン:『Mr.カラー』の『キャラクターイエロー』
です。
以下、適当にポージングなど。
今回、右手には突き用の角度が付いたハンドパーツが付属します。
他にも平手が両手分付属するのですが、残念ながらアキレスと共用なので、どのハンドパーツでも手の甲は随時差し替える必要があります。
キットのバランスやポージングの保持力が高いので、上手くバランスを調整してやれば、片足立ちも余裕です。
旧キットの時も散々っぱら思ったのですが、劇中でよくある『手首をぐるぐる回転させる』あのポージング、再現できたらなと思うのは私だけでしょうか?(笑)
何気に飛び跳ねる事の多かったAX-00。このポージングは跳躍……に見えますかね?
最後は相手に向かってダッシュ! ……に見えると良いのですが。
以上、『ハイパーファンクション AX-00』でした。
LBXキットの新ブランドにしてハイブランドという事で、無駄に期待していた本キットでしたが、正直なところ予想以上の出来でした。
ここまでやったなら、いっそ旧キットとの連携とか考えなくても良かったのでは? と思ったくらいです。LBXキットの肩や股関節の機構の都合上、可動を広めるにも限界がありますからね……いっそ最近のガンプラの機構を取り入れても良かった気がしました。カスタムウェポンも共用できるというのは嬉しいのですが……
AX-00自体の出来も素晴らしかったです。造形も配色も。他の方のレビューで『色が足りない箇所がある』とお聞きしても、指されるまでどこだか分からなかったくらいですから。
店舗にもネットでも一応在庫はあるみたいですから、LBXキットがお好きな方や興味のある方は是非、手にとって貰いたい逸品です。
是非に是非に!
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■コメント
■雅人様へ [kou]
AX-00の完成おめでとうございます。
私が苦労して、スクラッチした武器が最初から付属していたり、腰アーマーの分割をしたことが悲しくなるくらいの格好良さですね。流石はHFです。
雅人さんの制作も丁寧ですし、これは格好良いものができあがりましたね。鋼鉄という名前らしく設定とはことなる金属色の仕上げは格好良いですよ。
ポージングでは、ラストを飾った空中ダッシュが良いですね。前傾姿勢に力強く進み出るものがありますよ。
私が苦労して、スクラッチした武器が最初から付属していたり、腰アーマーの分割をしたことが悲しくなるくらいの格好良さですね。流石はHFです。
雅人さんの制作も丁寧ですし、これは格好良いものができあがりましたね。鋼鉄という名前らしく設定とはことなる金属色の仕上げは格好良いですよ。
ポージングでは、ラストを飾った空中ダッシュが良いですね。前傾姿勢に力強く進み出るものがありますよ。
■kouさんへ [雅人]
kouさん、コメントとお祝いの言葉、ありがとうございました。
そうなんですよね…kouさんは既に素晴らしいAX-00を制作なさっているんですよね…そういう意味では口惜しい部分もあるだろうなと思います。
まあ差し当たり、コアスケルトンがある事でどう動くのか、可動の比較などをなさるには丁度良いかも知れません。
無茶な持ち方や動かし方をしない限りは、カバーパットやアーマーフレームがポロリする事もないので、その辺も堪能してみて下さい。
鋼鉄紺の塗装も誉めて頂き、恐縮です。
うっかり写真を取り忘れましたが、先に塗装した水月棍はクールホワイトメインで塗装したのですよ。ただそうすると『いかにもホビー』という感じの質感になったので、これでは『小さな戦士』という感じではないかなと思い、鋼鉄棍では金属感を出してみました。
上手く行っていたみたいで良かったです。
ポージングも、AX-00カバーパットは意外と絵が少ないので苦労しましたが、気に入って頂ける物があって良かったです。自分でも、トップの物と最後のこの写真が一番出来が良いかなと思っていたので。
そうなんですよね…kouさんは既に素晴らしいAX-00を制作なさっているんですよね…そういう意味では口惜しい部分もあるだろうなと思います。
まあ差し当たり、コアスケルトンがある事でどう動くのか、可動の比較などをなさるには丁度良いかも知れません。
無茶な持ち方や動かし方をしない限りは、カバーパットやアーマーフレームがポロリする事もないので、その辺も堪能してみて下さい。
鋼鉄紺の塗装も誉めて頂き、恐縮です。
うっかり写真を取り忘れましたが、先に塗装した水月棍はクールホワイトメインで塗装したのですよ。ただそうすると『いかにもホビー』という感じの質感になったので、これでは『小さな戦士』という感じではないかなと思い、鋼鉄棍では金属感を出してみました。
上手く行っていたみたいで良かったです。
ポージングも、AX-00カバーパットは意外と絵が少ないので苦労しましたが、気に入って頂ける物があって良かったです。自分でも、トップの物と最後のこの写真が一番出来が良いかなと思っていたので。
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